孔子の故郷「山東」本場の水餃子！アジアの美味しい食材を皆さまのもとに！

水餃子とは？

水餃子の歴史は古く、あの有名な「三国時代」まで遡ることができます。その時の記載には、スープの中に入れる三日月のような食べ物がありました。これが水餃子の起源なのでしょうか……

宋の時代には、はっきりと水餃子というものが現れました。

しかし、呼び名は「餃子」ではなく「角児（jiao er）」角のあるものという意味です。

元の時代は「扁食（bian shi）」平らな食べ物という意味で親しまれていました。

モンゴルに近かったということもあり、未だにモンゴルでは水餃子のことを

「扁食（bian shi）」と呼んでいる人もいます。

水餃子には

財宝を招くという意味があり、包まれている餡には人々のこれからの期待が込められています。

中国全体で好まれていたということもあり、各地域で水餃子の形や味が異なります。

データによると

中国全体で1４万軒余りの餃子販売店があり、販売店の登録数上位は山東省で、

餃子店の数は2万5千店舗を超え、全国一の餃子が多い地域だと言えます。

山東はどこ？

山東省（さんとうしょう、山东省、拼音: Shāndōng Shěng）は、

中国の主要な港湾都市である青島、道教の名山である泰山、孔子の故郷である曲阜など観光名所が多くあります。

山東水餃子とは？

山東省で、年越しや祝い事などで食べられる最も人気の料理が水餃子です。

旧正月期間の30日から翌月の15日までの16日間、ほぼ毎日水餃子が食卓に並ぶことが当たり前なんです。

色んな水餃子の種類がありますが、本日はここで日本でも味わえる2種類の水餃子を紹介していきたいと思います。

山東老舗豚肉大葱水餃子

山東省で最も人気のある餃子は長ネギと豚肉の水餃子です。

日本人にもポピュラーな野菜「長ネギ」が使用されています。

抗酸化作用があるビタミンCや硫化アリルが含まれており、風邪の予防や血行促進、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

ピリ辛の長ネギと旨味たっぷりの豚ひき肉を合わせて、ふっくらとした大きな水餃子は、一口かじると肉汁が口いっぱいに広がり、はしが進みます。

山東老舗香菇豚肉水餃子

冷凍ですが新鮮さが味わえる椎茸豚肉水餃子は万人ウケの定番水餃子です。

食卓に欠かせない主役の一つになること間違いなしです！

家族全員揃って、椎茸と豚肉の水餃子を食べながらみんなで楽しい時間を過ごすのが、宋の時代から伝わる中国の文化なのです。

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